Resilience Healing

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太陽のスピリチュアルな影響と健康への効果

はじめに

 当たり前に存在しながら、生活する中でなくてはならない太陽。

 私は年初めに、いつも太陽に対して感じていたギラギラして暑くて日差しが痛いとは違う、別の側面を持った太陽を体感しました。それをきっかけに、太陽エネルギーが人に及ぼす影響について興味が湧いたので、私なりにまとめてみました。

スピリチュアルにおける太陽の役割

 スピリチュアルにおける太陽は、生命力やエネルギー、活力、成長、浄化の象徴として広く捉えられています。

 太陽は自然界の中心であり、全ての生命に必要なエネルギーを供給する存在です。

 そのため、スピリチュアルな視点でも太陽は非常に重要な役割を果たす他、太陽の光を適切に浴びることは、身体的、精神的、感情的な健康にとって非常に重要です。
しかし、過度に浴びると害を及ぼすこともあるため、バランスが大切です。

 以下に、太陽の役割と健康との関係性を様々な視点から詳しく説明します。

1.獅子座の支配星としての太陽

 占星術において、太陽は、「自己表現」「意志の力」、「創造性」、「リーダーシップ」、「誇り」、そして「自信」を象徴する他、「本質的な自己」や「意識的な存在」を反映する天体です。

 それにより、私たちが「自分らしさ」を感じる部分と深く関係していきます。そんな太陽は、獅子座の特質と非常に強い関連があり、獅子座は太陽の性質を持ち合わせることにより、強いエネルギーを表現する場所とされています。

 そもそも各星座には支配星と呼ばれる天体があり、その天体がその星座の特徴やエネルギーを象徴しています。太陽が支配する星座は 獅子座です。太陽の象徴する「光」「力強さ」や「活力」が獅子座の特徴である「自己主張」や「カリスマ性」に合致することで、獅子座がもっている特質を強め、周りを引きつける力を引き上げます。

2.ホロスコープにおける太陽

 ホロスコープにおける太陽は、あなたの基本的な性格やアイデンティティ(自分らしさとは何か自己認識を高める。自我同一。)、人生における「目標・使命・方向性」を象徴する天体でもあります。

 また、太陽の位置は、その人の人生における目的や方向性を形作るので、あなたがどのように自分らしさを表現し、人生を切り開き、発展させることで、最終的に自己を完成させるかの方向性を示し、自己表現や自己実現に向けて自己成長のために何が必要かを示唆します。
 この太陽の象徴は、個人の内なるエネルギーを引き出す力を持つとも言え、精神的な目覚めを促すだけでなく、ポジティブな意識を増やすことで暗闇や不安を照らす存在として、明確なビジョンを持つ手助けをする役割も担っています。

3. ビタミンDの合成と免疫機能の強化

 太陽の光に含まれる紫外線(UVB)は、私たちの皮膚でビタミンDを合成するために必要不可欠です。ビタミンDは骨の健康を保つために重要で、カルシウムの吸収を助け、骨密度を維持します。

 また、免疫系の正常な機能をサポートし、心臓病や糖尿病、うつ病などの予防にも役立つとされています。 またビタミンDは免疫細胞の働きを活性化させ、感染症や慢性疾患に対する抵抗力を高めることが知られています。

 逆にビタミンD不足は、骨粗しょう症、免疫力の低下、うつ症状の原因になることがあるため、適度に太陽の光を浴びることが推奨されます。

4. ホルモンによる精神的な影響

 太陽は昼の象徴であり、昼と夜のバランスを取る存在です。太陽の光を浴びることは、内的なバランスや調和を保ち、精神的な健康にも深い影響を与えます。

1)セロトニン

 例えば太陽の光を浴びることで、脳内で「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が促進されます。セロトニンは、気分を安定させ、幸福感やリラックス感をもたらします。

2)オキシトシン

 太陽の光は、ストレスを軽減する効果もあります。日光を浴びると、リラックスホルモンであるオキシトシンの分泌が促され、心地よい気分になります。また、セロトニンの分泌も促進され、ポジティブな思考を生み出し、ストレスを減らす効果があります。

3)メラトニン

 太陽光は睡眠ホルモンであるメラトニンの生成にも関与しており、健康的な睡眠を促すために重要です。

 太陽の光を浴びることで生成されるメラトニンは、睡眠の質を高め、日中に受けた肌へのダメージを修復してくれます。

 日光を浴びることで、睡眠の質や気分が改善されるため、うつ病や不安感の軽減にもつながることがあります。 特に冬季に日照時間が短くなると、季節性情動障害(SAD)といううつ状態が発生することがあります。

 これは、日光不足が原因でセロトニンやメラトニンのバランスが崩れ、精神的に不安定になることによるものです。太陽光を浴びることによって、気分が改善され、活力が増すことがあります。

 

 これらホルモンによる精神的な影響はスピリチュアルで言われるような、太陽の光は浄化のエネルギーを持ち、ネガティブなエネルギーを取り除いてくれると言われている事にも通じています。人は太陽を浴びることによって、身体と精神がリフレッシュされ、まるで浄化されたような感覚となるのです。

5. サーカディアンリズムの調整

 私たちの体内時計(サーカディアンリズム)は、日光によって調整されています。太陽の光が朝に浴びると、身体は昼間の活動に向けて目覚め、夜間には眠気が促進されます。

 このリズムが乱れると、睡眠の質が低下したり、体調不良を引き起こすことがあります。太陽の光を浴びることで、自然なリズムが整い、エネルギーのバランスを保つことができます。

6. 皮膚の健康とリスク

 太陽の光は、適度に浴びることで皮膚の健康に良い影響を与えることがあります。

 紫外線B(UVB)は、皮膚の新陳代謝を助け、ニキビや乾癬、アトピー性皮膚炎などの症状の改善に寄与することがあります。

 しかし、過度の紫外線は皮膚の老化や皮膚癌のリスクを高めるため、適度に注意して太陽光を浴びることが大切です。 過度に太陽光を浴びることは、皮膚にダメージを与え、皮膚癌や早期老化の原因となることがあります。

 特に紫外線A(UVA)と紫外線B(UVB)は、皮膚の細胞を傷つけ、DNAにダメージを与えることが知られています。そのため、長時間の日光浴や過度な紫外線曝露は避け、日焼け止めや適切な服装、帽子、サングラスを使うことが重要です。

 本来であるならば適度に太陽の光を浴びることは、ビタミンDの生成、精神的な安定、免疫機能の強化などが促進されますが、過度な紫外線曝露は皮膚のダメージや健康リスクを引き起こすこともあります。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 私は今年の年初めに太陽のエネルギーを強く感じた経験がありました。
 私は年末に体調を崩してしまい、暫く動きたくても動けず、歩くのもトボトボ元気の無いおばあちゃんのような状態になってしまいました。
 しかし時間と共に体が回復していき、年始には家事がこなせるくらい 動けるようになりました。そうして私は、溜まった洗濯物を片付けようと、汗で汚れたシーツや服を洗ったあと、それを干すために何日ぶりかにベランダへ出たのでした。
 すると、日が昇ってから数時間経った太陽の日差しが、私の病み上がりの体に当たり、まるで応援をされているような、その暖かく穏やかで優しい、何とも心地よい不思議な感覚が全身を包み込んで、染み込むように広がっていきました。

 それは未だかつて体験したことのないような気持ち良さでした。 気分が軽いと言うか、今までに味わった事のないような開放感のようなものでした。
もしかしたら、暗闇で寝込んでいる間に不足していた太陽からの恩恵を、全身で受け入れたのでそのような感覚となったのかもしれません。
 みなさんもバランスを取って太陽と接することで、精神的にも肉体的にも健康を保つための鍵となりますので、どうぞ今回の内容をご参考になさってくださいね。