⚫︎ネガティブな感情を使い続けたらどうなる?
例えばマウントされた時に、自己を否定されたような、傷つけられるような悲しいような辛い気持ちになったとします。
そして、これ以上自分が傷つかないように、自らもマウント返しをして、防衛的に怒りを使い相手を傷つけようとしたり、悲しみを使い自らを傷つけてしまう人もいるかもしれません。
もし、そんな風に出てきた感情を統合などを通して手放さずに使っていったら、どうなると思われますか?
それは、ネガティブな感情を使い続けることによって、自らの心身を蝕んでいき、徐々にネガティブな思考が自分の意識を覆い尽くすようにどんどんと取り囲んでいってしまうのです。
さらに悪いことに、それらはまるでブラックホールのように強い引力をもつようになり、更に周りにある負のエネルギーを引き寄せて自分のエネルギーとして吸収していくようになっていきます。
それらは時間と共に引力を増し続け、最後には自分という存在がわからなくなり、自分自身を見失ってなってしまいます。
そうすることにより、怒りは殺意へと変わり、それが自身に向けられれば、自らを傷つけてしまい、終いには生きていくことができなくなってしまいます。
そのような状態になると、どんどん運気は下がり、苦しみや困難さを抱えながら、どうしようもないジレンマから抜け出せなくなってしまいます。
⚫︎統合ワークと浄化
では、そうならならない為にはどうすればいいのか。
それには昨日もお話ししたように、その感情を捉え、手放していく作業が必要になっていきます。
執着を使い、あれもこれもと抱えていては、重くて、苦しくて、立ち上がることすら困難になってきてしまいます。
統合ワークは手放す作業です。
浄化もまた、エネルギーレベルで余分なものを放出したり、無くしていく、お掃除のようなものなので、終わると軽さを得ることができます。
そして、繰り返し自分の中から怒りや悲しみのようなネガティブな感情を手放し続ける事で、だんだんとその感情があなたの中から無くなっていくのを感じられるようになってきます。
そして本当にカケラも無くなった時、あなたは相手が攻撃的なエネルギーを出したとしても、それに揺さぶられる事が無くなっているのに気がつく事ができるでしょう。
たとえ、相手が攻撃的な意識を使っていたとしても、感情に呑まれる事なく俯瞰して捉える事ができ、全く自分とは別物として扱えるようになってきます。
それはまるで晴天の中にポツリと存在する雷雨のようなものです。
自分の中には青空が広がっているので、ネガティブな雷雨が視界に入ったとしても、自分の周囲には広がらず、相手が持っている雲の塊として客観的に淡々と捉えることができるようになります。
明日は「感情の盲点」について書いていきます。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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